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歴史・沿革
ハワイでの茶道は、第二次世界大戦以前にもハワイ在住の日系一世や二世によって嗜まれていました。1951年、当時、若宗匠でいらした鵬雲斎大宗匠によって正式に組織として発足致しました。それ以来、私共は、海外初の裏千家組織である恩恵に感謝を抱きつつ活動を続けております。 裏千家淡交会ハワイ協会として、2021年には創立70周年を迎えることが出来ました。長い歴史の中で日本に根付いたこの伝統を、この地ハワイで大切に受け継ぐことを使命としております。今日まで支えて下さった多くの先生方、門下生の皆様、茶道を遠方で続ける為にお力添え下さった工芸家の先生方、未来に続く道筋をつけて下さった数多の方々に心から御礼申し上げます。


活動内容
裏千家の茶道は世界中の人々に親しまれています。日本古来の伝統文化である茶道には、一生かけても学び尽くすことのできない奥深さと魅力があり、多くの人々が日々研鑽を積んでいます。茶道を学ぶ者は、お互いに敬意を持って接し合い、言語の違いをこえて、茶道に対する真摯な姿勢を共通言語として心を通わせます。世界中のどこの茶室でも、亭主のもてなしの心は静かに、しかし深く心に響きます。そこには多くの言葉を必要としません。と同時に、それぞれの土地には、その地ならではの風土、気候、植生や生物、そして文化があります。これらの特色が、茶の湯にさらなる深みを与え、その地ならではの趣を生み出します。ここハワイにおいては、豊かな歴史、穏やかな熱帯気候、そして多彩な文化が、茶道の世界に独自の彩りを添えるなか、年間を通して、汎洋庵と星光庵の二箇所の他 各地において稽古、年間の行事やイベント活動に勤んでおります。



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